株式会社 栄養・病理学研究所

Institute of Nutrion & Pathology Inc.

株式会社 栄養・病理学研究所

トップトピックス「Lactobacillus brevis KB290 を含む食品の摂取が便秘傾向の健康成人における便通及び腸内環境に及ぼす効果の検証~無作為化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験~」

「Lactobacillus brevis KB290 を含む食品の摂取が便秘傾向の健康成人における便通及び腸内環境に及ぼす効果の検証~無作為化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験~」

雑誌名:健康・栄養食品研究
ジャンル:弊社受託分析ご利用研究の紹介
掲載年:2017年
原題:同上
研究機関:カゴメ株式会社,一般財団法人船員保険会品川シーズンテラス健診クリニック
弊社職員の役割:RNA抽出・逆転写,real-time PCR(ビフィズス菌属,乳酸菌群,総菌数),有機酸(コハク酸,乳酸,ギ酸,酢酸,プロピオン酸,イソ酪酸,n酪酸,イソ吉草酸,n吉草酸)濃度測定

2017年に「健康・栄養食品研究」誌に掲載されました「Lactobacillus brevis KB290 を含む食品の摂取が便秘傾向の健康成人における便通及び腸内環境に及ぼす効果の検証~無作為化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー比較試験~」について弊社が担当した分析項目について解説いたします。

内容解説:弊社は本研究で,ヒト糞便中の菌数測定を”16S rRNA”の逆転写産物を用いて行いました。測定項目は,ビフィズス菌属,乳酸菌群及び総菌数でした。よくあるご依頼は,”16S rDNA”での菌数測定ですが,今回ように,依頼元のご希望に沿って実施する分析はカスタマイズさせて頂いております。是非ご遠慮なくご相談いただければ幸いです。
また,糞便中の有機酸濃度は,イオン排除クロマトグラフィーを用いて,計9種(コハク酸,乳酸,ギ酸,酢酸,プロピオン酸,イソ酪酸,n酪酸,イソ吉草酸,n吉草酸)の一斉分析系で行なっております。本分析系の詳細は,後日解説させて頂く予定にしております。今しばらくお待ちいただければと思います。
なお,本分析は,食品CROの株式会社ケイ・エス・オー様からのご依頼で実施しております。是非食品CRO様へ試験研究をご依頼される場合でも,分析は弊社へとご要望いただければ幸甚と存じます。