株式会社 栄養・病理学研究所

Institute of Nutrion & Pathology Inc.

株式会社 栄養・病理学研究所

トップトピックス「薬剤の効果を最大限に引き出すには」

「薬剤の効果を最大限に引き出すには」

書籍名:安全・安心に使う養豚場のくすり
ジャンル:書籍分担執筆
掲載年:2020年
原題:同上
研究機関:株式会社栄養・病理学研究所(単独著者・塚原)
弊社職員の役割:Chapter2-2執筆

2020年8月に緑書房から出版されました書籍「安全・安心に使う養豚場のくすり」内の「薬剤の効果を最大限に引き出すには」について概説をいたします。

内容解説:ブタを健康に飼養するための措置として,薬剤を投与することがあります。薬剤の投与は疾病の「治療」もしくは「予防」を主な目的として行いますが,ブタの状態をきちんと把握することで,薬剤の効果を高めることが可能です。今回はとくにワクチンに焦点を当て,ワクチンの効果を最も引き出すためのノウハウについて記載をしております。要点は,「ブタが健康かどうか」「日齢による効果の差」「母豚からの移行免疫」「ワクチン混合」についての4項目となっております。
また,本稿では,抗菌剤投与による常在腸内細菌叢への影響についても記載しております。
以上は,最終的には農場の「省力化」に繋がりますので,おさらいも兼ねて是非一度ご高覧いただければと思います。