株式会社 栄養・病理学研究所

Institute of Nutrion & Pathology Inc.

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トップトピックス「常在腸内細菌叢が影響を受ける要因(飼料,飼育環境,ストレス)」

「常在腸内細菌叢が影響を受ける要因(飼料,飼育環境,ストレス)」

雑誌名:養豚の友
ジャンル:解説記事
掲載年:2023年
原題:同上
研究機関: 株式会社栄養・病理学研究所(単著・塚原)
弊社職員の役割:記事執筆

2023年4月に,養豚の友誌に掲載されました「常在腸内細菌叢が影響を受ける要因(飼料,飼育環境,ストレス)」をご紹介いたします。

2022年8月から養豚の友誌で始まりました連載記事「腸内細菌叢の利活用で生産成績の向上を図る!」の第5回の記事となります。これまでの連載で常在腸内細菌叢がブタの生産性に大きく影響を及ぼしていることを記載してきました。本記事では,常在腸内細菌叢がどのような条件や環境下で変化するのかについて詳述しています。2部構成となっており,前半は飼料による変化,飼育環境による変化,ストレス負荷による変化について記載をしています。飼料については,飼料の粒度や形状で腸内細菌叢が変化することについてとくに記載をしています。飼育環境については,飲水中のミネラル分による腸内細菌叢への影響について記載しております。ストレスについては,離乳ストレス,豚房環境,暑熱/寒冷ストレス等による腸内細菌叢への影響について記載しております。