株式会社 栄養・病理学研究所

Institute of Nutrion & Pathology Inc.

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トップトピックス「腸内細菌叢の活用が飼料高騰の光明となる可能性」

「腸内細菌叢の活用が飼料高騰の光明となる可能性」

雑誌名:養豚の友
ジャンル:解説記事
掲載年:2023年
原題:同上
研究機関: 株式会社栄養・病理学研究所(単著・塚原)
弊社職員の役割:記事執筆

2023年2月に,養豚の友誌に掲載されました「腸内細菌叢の活用が飼料高騰の光明となる可能性」をご紹介いたします。

2022年8月から養豚の友誌で始まりました連載記事「腸内細菌叢の利活用で生産成績の向上を図る!」の第4回の記事となります。本記事では,豚腸内細菌叢の特徴である「繊維分解菌が多数存在する」ことに着目し,食物繊維からエネルギーを得ることを提案している内容となります。食物繊維は国産の未利用資源にも多く含まれる成分であることから,現在の飼料価格高騰の原因である穀類の割合を低減させ,食物繊維で代替可能ではないかという提案です。