株式会社 栄養・病理学研究所

Institute of Nutrion & Pathology Inc.

株式会社 栄養・病理学研究所

トップトピックス「ラットへの歯周病罹患時レベル酪酸の歯茎への局所投与が,血流中の小胞体ストレスを誘導する」

「ラットへの歯周病罹患時レベル酪酸の歯茎への局所投与が,血流中の小胞体ストレスを誘導する」

雑誌名:Microbial Pathogenesis
ジャンル:弊社受託分析ご利用研究の紹介
掲載年:2016年
原題:Periodontal disease level-butyric acid amounts locally administered in the rat gingival mucosa induce ER stress in the systemic blood.
研究機関: 日本大学歯学部
弊社職員の役割:動物飼育,歯茎への酪酸注入,採血

2016年5月にMicrobial Pathogenesis誌に掲載されました「ラットへの歯周病罹患時レベル酪酸の歯茎への局所投与が,血流中の小胞体ストレスを誘導する」について弊社が担当した分析項目について解説いたします。

内容解説:本研究の中で,日本大学歯学部様にはラット歯茎内にn酪酸を注入し,継時的に血液を採取する業務をご依頼頂きました。n酪酸はP. gingivalisを代表とした歯周病菌が生産する代謝物のひとつで,歯周病罹患者では歯周ポケットで生産されたn酪酸が直接末梢血内に流入し,為害作用を起こすことを依頼元の研究室では長年研究をされてきました。本研究ではそのモデル作成と実際の為害作用について検討を行っておられます。
本研究の様に,ご研究の一部について弊社に委託されることも可能です。ぜひ一度お問い合わせ頂ければ幸いです